電王戦は3戦目までは感想を書いてたので残りはまとめて書きますw
4戦目はプログラマーの人が凄い煽る人だったのと、去年米長前会長の敵討ち戦になるので塚田九段をみんな応援していたと思います。
塚田九段がやや変則的な序盤でコンピュータを定跡から外すわけですが、puellaαの仕掛けが凄かったです。
塚田九段がド必敗から糞粘りをして引き分けに持ち込むんですが、
素人目に見ても逆転は不可能ってくらい差がついてて
正直見苦しいから早く投げてくれないかなと思っていたのですが
馬を取ってからは完全に応援してましたw
引き分けが確定してからの塚田九段の涙には背負っていたものの重さを感じました。
プライドもなにもかも捨てて勝負にこだわった塚田九段がカッコ良すぎました。
第5戦は衝撃的でした。
東大のコンピュータ700台弱をクラスタ化したGPSと、プロ棋士トップクラスの三浦八段の対局で
見てる側からすると電王戦が始まる前は5戦中4勝1敗だとしても三浦八段が負けるとヤバいみたいな雰囲気というか
三浦八段はまず負けないだろうって感じでした。
そしてpvの米長前会長がカッコ良すぎますw
結果はA級棋士が手も足も出ないといった印象でしたね(完勝か完敗という性質の将棋だからしょうがないですが。
700台に演算させるとここまで変わるのかってくらい強かったというか細い攻めが切れな過ぎて反撃の隙が一切ありませんでした。
盛り上がる構想に無理が気がします。 コンピュータの8四金が好手でした(人間だったら羽生さんくらいしか指せなそうですw
筋が悪いので思いついても打つ気にならないんですよね
トータルは人間側から1勝3敗1引き分けで負けでした。
2,3局目では人間側優勢の局面もあったのですがコンピュータの終盤力は尋常じゃありませんね。
4戦目puellaα、5戦目GPSはタイトルホルダークラスじゃないと厳しんじゃないかと思うほど斬新で完璧な将棋でした。
エンディングもカッコ良すぎる。
電王戦が面白すぎて他のタイトル戦が物足りない気がして心配ですw